ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング | |||||
Target Chip Ganassi Racing | |||||
<2003年開幕時チーム陣容> オーナー/チップ・ガナッシ ドライバー/スコット・ディクソン、トーマス・シェクター シャシー/Gフォース エンジン/トヨタ、シャシー:Gフォース メインスポンサー/ターゲット ドライバーとして目だった成績は残せなかったC.ガナッシだが、1988年からのオーナーとしての活躍は目覚しいもので、1996年から4年連続で、チームをシリーズチャンピオンに導いている。 |
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ダートオーバル | |||||
dirt oval | 関連キーワード | ||||
舗装されていない土のオーバルコースのこと。アメリカで最初のレースは1885年に公道で行われたが、その後競馬のコースを改装してサーキットを作ったため、オーバルという形状が生まれた。最初のオーバルコースでのレースは1886年に行われ、当時全てのトラックはダートコースだった。 |
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タービュランス | |||||
turbulence | 関連キーワード | ||||
走行中のマシン後方に発生する乱気流。インディカーは空気の力でマシンを路面に押さえ込むグランドエフェクトカーなので、この気流の中に入ってしまうとマシンの制動が上手く出来なくなり、非常に危険な状態となる。 |
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ターボチャージャー | |||||
turbochanger | 関連キーワード | ||||
IRLでの使用は認められていないが、基本的にはスーパーチャージャーと同じく、空気を圧縮することでシリンダー内に吸入する空気の量を増やし、エンジンをパワーアップさせる装置。スーパーチャージャーと違うのは、エンジンの回転ではなく排気ガスの力を利用する点。排気ガスを利用するため、効率よく大きな力を得ることができる。難点は、十分な効果が得られるだけの排気ガスが発生するまで、タイムラグがあることや、エンジンへの負担が大きいこと。 |
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ターン | |||||
turn | 関連キーワード | ||||
コーナー、カーブのこと。ターンにはバンクが設けられており、3度から24度までサーキットごとに異なる。また通常のオーバルコースは4つのターンを持つが、3つや5つ持つものもある。現在のところ3つのターンを持つのは、ドイツのユーロスピードウェイのみで、CART開催サーキットのひとつになっている。 |
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タイヤスモーク | |||||
tire smoke | |||||
タイヤが空転したりロックしてしまうことで、コース面との摩擦が起こり、それによって発生する白煙のこと。 | |||||
ダウンフォース | |||||
downforce | 関連キーワード | ||||
空力によって車体を路面に押し付ける力のこと。ダウンフォースを得ることによって、マシンは安定性を増すので、ターンを高速で回ることが出来る。一般的にウイングを大きくすれば、よりダウンフォースを得ることが出来るが、空気抵抗も大きくなってしまう。この他にもマシンには効果的にダウンフォースを得るために、さまざまな工夫がなされている。 |
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高木虎之介【タカギトラノスケ】 | |||||
Toranosuke Takagi | 関連キーワード | ||||
誕生日/1974年2月12日 身長/175cm 体重/61kg 出身地/日本 2003年IRL初出走 国内で活躍した後、1998年に日本人6人目のF1ドライバーとなる。帰国後の2000年フォーミュラニッポンではチャンピオン獲得。2001年より渡米しCARTに参戦。最高位は4位。 |
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タブ | |||||
tub | 関連キーワード | ||||
コックピットのドライバーを包むフレームのこと。インディカーにはアルミハニカムとカーボンファイバーの複合素材が使われている。もともとの意味は桶のこと。昔はバスタブのような形をしたものが多かったことから、このように呼ばれるようになった。 |
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ダリオ・フランキッティ | |||||
Dario Franchitti | 関連キーワード | ||||
誕生日/1973年5月19日 身長/175cm 体重/69kg 出身地/スコットランド IRL初出走/2002年第5戦インディ500 出走数/1 初勝利(最高位)/19位 PP回数/(予選最高位28位) 11歳のころからカートレースに出場し、1997年にCART初参戦。6年間で10度の優勝経験を持つ。2002年インディ500に初挑戦し、2003年シーズンから本格的にIRLへ転向。 |
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ダン・ウェルドン | |||||
Dan Wheldon | 関連キーワード | ||||
誕生日/1978年6月22日 身長/175cm 体重/71kg 出身地/イギリス IRL初出走/2002年第14戦シカゴランド 出走数/2 初勝利(最高位)/10位 PP回数/(予選最高位7位) 2001年インディライツで、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。インディ500で引退するチームメイト、マイケル・アンドレッティの後継者として期待されている。 |
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チーム・メナード | |||||
Team Menard | 関連キーワード | ||||
<2003年開幕時チーム陣容> オーナー/ジョン・メナード ドライバー/ジャック・ラジアー、ヴィットール・メイラ シャシー/ダラーラ エンジン/シボレー メインスポンサー/Johns Manville、メナード J.メナードは1979年から、インディスタイルのレースに関わり、これまで3度、チームをシリーズチャンピオンへと導いた。また現在IRL最多の24回のポールポジションを記録している。 |
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チーム・レイホール | |||||
Team Rahal | 関連キーワード | ||||
<2003年開幕時チーム陣容> オーナー/ボビー・レイホール、デイビッド・レターマン ドライバー/ケニー・ブラック シャシー/ダラーラ エンジン/ホンダ シャシー/ダラーラ メインスポンサー/パイオニア、ミラーライト B.レイホールは、1986年のインディ500チャンピオン。1992年、チームを設立したその年にCARTのシリーズタイトル獲得した。IRLには2002年から参戦。2003年は初めてシーズンフル参戦する。 |
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チェッカーフラッグ | |||||
checkered flag | |||||
白黒の格子模様の旗。レースの終了を意味する。 | |||||
チャンプカー | |||||
champcar | 関連キーワード | ||||
CARTで使用されるマシンのこと。2.65リットル、ターボエンジンで2003年はフォードのワンメイク。シャシーは、レイナードとローラの2社が供給している。約750馬力。燃料はインディカーと同じくメタノールを使用する。 |
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ツインリンクもてぎ | |||||
Twin Ring Motegi | 関連キーワード | ||||
所在地:栃木県芳賀郡茂木町 コース形状:エッグシェイプ・オーバル 全長:1.5マイル(約2.41km) コース開設:1997年 観客席総数:68.156席 ストレート:604.11m コース幅:24m フロントストレート・バンク:1.7度 バックストレート:バンク5度 ターン・バンク:10度 IRL初開催日:2003年4月13日 日本唯一のオーバルコース。ターン3・4の半径が非常小さく、またバンクも低い。さらに高低差のあるストレートなど非常にトリッキーな設計がなされている。ターン3へ進入する際には、減速も必要で、ここの減速の加減がタイムに大きく影響する。 |
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Dシェイプ・オーバル【ディーシェイプ・オーバル】 | |||||
D-Shaped oval | 関連キーワード | ||||
だ円形のコースであるオーバルトラックの中で、D字型に近い形をしているサーキットをこう呼ぶ。現在ICSが行われているサーキットでは、カリフォルニア・スピードウェイ、ミシガン・インターナショナル・スピードウェイがこのタイプに当たる。 |
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DNS【ディエヌエス】 | |||||
did not start | |||||
決勝レースのスタート時、エンジン等のトラブルによってスタートできずにレースを終えること。 | |||||
DNF【ディエヌエフ】 | |||||
did not finish | |||||
クラッシュなどで、レースを完走できずにリタイヤしたという意味。 | |||||
DNQ【ディエヌキュー】 | |||||
did not qualify | 関連キーワード | ||||
予選落ちのこと。インディでは、IRL事務局が予選開始前までに、決勝グリッド数と、予選通過のための最低タイムを設定する。このタイムは、サーキットの形状などによって異なるが、一般的にポールシッターの出したタイム(速度)の94%を基準とすることが多い。基準を満たしていても、サーキットごとに決められている決勝出走台数によって、予選落ちとなる場合もある。 |
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DNG【ディエヌジー】 | |||||
did not grid | |||||
決勝への出場を取り止めること。以前は代車が認められず、予選通過後のアクシデントによって、決勝レースに出られない事態もあり得た。現在は代車の使用が認められているが、決勝のスタート位置は、予選タイムに関わらず最後尾になる。 | |||||
テール・トゥ・ノーズ | |||||
tale to nose | 関連キーワード | ||||
レース時にマシン同士が縦並びに、ぶつからんばかりに接近している状態を言う。ドラフティング状態のことを指す。インディではコースが単調なため、前車を抜き去る際には、ドラフトを巧みに利用する。このため、テール・トゥ・ノーズの状態を多く見ることができる。 |
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テキサス・モーター・スピードウェイ | |||||
Texas Motor Speedway | 関連キーワード | ||||
所在地:テキサス州フォートワース コース形状:オーバル 全長:1.5マイル(約2.41km) コース開設:1997年 観客席総数:154,861席 ストレート:685.80m コース幅:17.68m ストレート・バンク 5度 ターン・バンク:24度 IRL初開催日:1997年7月7日 24度のハイバンクを持ち、高速でターンを走行できるため、毎回サイドバイサイド、スリーワイドのエキサイティングなバトルが繰り広げらる。ICSで最初にナイトレースを行ったサーキットで、ヘッドライトを持たないインディカーのため、最新の照明設備が完備されている。ここでのレースはインディ500に次ぐ人気を誇る。 |
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テスト・イン・ザ・ウェスト | |||||
Test In the West | 関連キーワード | ||||
IRLが毎年2月に行うオープンテストのことで、2003年で8回目を迎える。主にカリファルニアやラスベガスといったアメリカの西側地域で行われるため、この名がついた。オープンテストとは一般人にも観戦が許される公開テストのこと。新シーズンの行方を占うという意味も大きく、ドライバーやスタッフの目は真剣そのもの。また、テストの合間にはサイン会なども開かれ、ファンサービスという点でも楽しめる。 |
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デブリー | |||||
debris | 関連キーワード | ||||
クラッシュによってコース上に落ちたマシンの破片などの障害物のこと。これによりレースが危険と判断されると、イエローコンディションが宣言される。砂や小石の場合もある。 |
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DOHC【デュアル・オーバー・ヘッド・カムシャフト】 | |||||
Dual Overhead Camshaft | |||||
デュアル・オーバー・ヘッド・カムシャフトの略。シリンダー1本に対して、吸気と排気のカムシャフトが1つずつ合計2本あること。これによって、高回転にも対応できて出力も高くなる。ちなみにシングル・オーバー・ヘッド・カムシャフト(SOHC)はシリンダー1本に対してカムシャフトが1本あること。 |
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テレメタリー | |||||
telemetry | |||||
レース中のエンジンやタイヤ、ステアリングなどのマシンの状態を、ピットのモニターで見ることができる装置。これによってチームは、ドライバーへの的確な指示を出すことができ、またマシンの異常にいち早く気づくことで、ドライバーの安全を守る。 | |||||
トーマス・シェクター | |||||
Tomas Scheckter | |||||
誕生日/1980年9月21日 身長/180cm 体重/72kg 出身地/南アフリカ IRL初出走/2002年第1戦ホームステッド 出走数/12 初勝利/2002年第10戦ミシガン 優勝回数/1回 PP回数/3回 父親は元F1チャンピオンのジョディ・シェクター。2001年にはF1ジャガーチームのテストドライバーを務めたことも。2002年インディ500のルーキー・オブ・ザ・イヤー。 |
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トップチェッカー | |||||
top checker | 関連キーワード | ||||
トップでゴールした選手のこと。おなじみの白と黒からなるチェッカーフラッグが、レースを完走したマシンに対して振られることから、特にトップでゴールした選手のことをこう呼ぶようになった。 |
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トップフューエル | |||||
Top Fuel | 関連キーワード | ||||
NHRA(ドラッグレースの主催団体)が主催する、4つのプロカテゴリーのひとつ。 全長5メートルあるボディとリアの巨大なウイングが特徴。燃料はニトロメタンで、約6000馬力とも言われている。400メートルを5秒以下で走る。 |
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トニー・カナーン | |||||
Tony Kanaan | 関連キーワード | ||||
誕生日/1974年12月31日 身長/165cm 体重/65kg 出身地/ブラジル IRL初出走/2002年第5戦インディ500 出走数/1回 初勝利(最高位)/28位 PP回数/(予選最高位5位) インディカーのキャリアは1997年のインディライツから。CARTに昇格した1999年には、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。2003年シーズンより本格的にIRLへ転向する。 |
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トニー・ハルマン | |||||
Tony Hulman | 関連キーワード | ||||
第二次世界大戦後、荒廃していたインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)を買収し、戦時中休止していたインディ500を復活させた人物。現在のオーナー、トニー・ジョージの祖父。1901年インディアナ州のテレホート生まれ。サーキット買収後は、インディ500で3度の優勝を果たしたウィルバー・ショーとともにその復興に努め、1946年5月30日にはインディ500の復活に至った。 |
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トニー・レナ | |||||
Tony Renna | 関連キーワード | ||||
誕生日/1976年11月23日 身長/170cm 体重/61kg 出身地/フロリダ州ディーランド IRL初出走/2002年第10戦ナシュビル 出走数/6 初勝利(最高位)/4位 PP回数/(予選最高位6位) 1998年からインディライツに参戦。02年にケリー・レーシングチームへテストドライバーとして加入。アル・アンサーJrの代役として第10戦ナッシュビルでIRLデビュー。 |
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トライ・オーバル | |||||
trioval | 関連キーワード | ||||
だ円形のコースであるオーバルトラックの中で、“コブ”が付いたような形のもの。つまり、コーナーが5つ存在する形状をしている。ICSのコースでは、ナザレスやケンタッキーなどがこれに当たる。又、NASCARの開催で有名な、ダーリントン・レースウェイもトライ・オーバルである。 |
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ドライブスルー | |||||
drivethrough | 関連キーワード | ||||
レースのペナルティの一つで、ブラックフラッグで合図される。これを指示されると本コースから離れ、制限速度のあるピットレーンを通り抜けなければならない。100分の1、1000分の1秒の差を競うレースでは、大きな差が生まれてしまう。 |
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トラック | |||||
track | |||||
レーストラック、サーキットのこと。アメリカではサーキットとは言わず、こう呼ぶ。トラックの種類には楕円形のオーバルトラック、複雑に曲がりくねったロードトラックなどがある。又、路面状態によっては、舗装されず土のままのダートトラック、アスファルトで舗装されたペイブド(舗装)トラックと呼ばれる。 | |||||
ドラッグストリップ | |||||
dragstrip | 関連キーワード | ||||
オーバルやロードレーストラックに対して、直線のドラッグレースのコースをこう呼ぶ。 |
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トラックバイト | |||||
track bite | 関連キーワード | ||||
ドラッグレースで、グリップをよくするためにコース上に散布される粘着溶剤。走行レーンが黒々と反射しているのはこのため。 |
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ドラッグレース | |||||
drag race | |||||
直線コースを使って、2台で競い合うレース。クウォーターマイル(402.3m)もしくは、ワンエイト・マイル(201.2m)の直線コースで行われる。E.T.(直線の区間タイム)だけを競う競技もある。もともとはアメリカの若者達が公道でレースをしていたが、1930年ごろから組織化が進み、ルールが整備されていった。現在アメリカでは大小合わせて数千のドラッグレースが開催されている。 | |||||
トラフィック | |||||
Traffic | |||||
周回遅れのマシンの集団が、トップグループの走行の邪魔になってしまうこと。 | |||||
ドラフティング | |||||
drafting | |||||
高速で走るマシンの背後は気圧が低くなり、空気抵抗が極端に少ない。そのため、後続のマシンはそこに入れば、加速がスムーズになる。このように前のマシンを抜くために、縦列状態で走行することを言う。ただし、マシンが接近しすぎると前輪が浮きあがって、ハンドリングが不安定になるなど、いくつかのマイナス要素もある。 | |||||
ドラフト | |||||
draft | |||||
高速走行するマシンの背後にできる、空気抵抗の少ないエリアのこと。 | |||||
トランクションコントロール | |||||
Traction Control System | 関連キーワード | ||||
IRLでの使用は認められていないが、急加速やコーナーリングで後輪が空転した場合に、それを感知し、電子制御によりタイヤの回転数を正常な状態に戻す装置のこと。90年代前半に流行し、1度は禁止されたが、レギュレーションの隙間をついて採用するチームが続出したことや、ドライバーの安全面からも、現在F1やCARTでは、使用が認められている。 |
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AAA【トリプルエー】 | |||||
American Automobile Association | 関連キーワード | ||||
アメリカン・オートモービル・アソシエーションの略。トリプルAと呼ばれるドライバーのためのアメリカの組織。トラブルの際の救援措置など、さまざまなロードサービスを行っている。日本のJAFのような働きをしていて、FIA(国際自動車連盟)にも加盟している。 |
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ドレイヤー&レインボールド・レーシング | |||||
Dreyer & Reinbold Racing | 関連キーワード | ||||
<2003年開幕時チーム陣容> オーナー/デニス・レインボールド、ロビー・ビュール ドライバー/ロビー・ビュール、サラ・フィッシャー シャシー/ダラーラ エンジン/シボレー メインスポンサー/ピューレックス、アベンティス 2000年シーズン開幕直前にチームを結成し、その年の初戦でR.ビュール自身が優勝を飾る。2002年ケンタッキーでS.フィッシャーが、女性ドライバー初のポールポジションを獲得する。 |
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ドロップシリンダー | |||||
dropped cylinder | 関連キーワード | ||||
エンジンのシリンダー内で、空気とガソリンの混合気が濃い、つまりガソリンが多い状態になると、スパークプラグが火花を飛ばせなくなってしまう。この状態を、ドロップ・シリンダーという。燃料にガソリンを使用するNASCAR、ドラッグレースなどで起こり、マシンはパワーが出せず、やがて止まってしまう。 |
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