練習走行 土曜日の午前中に行われる練習走行では、前日の練習走行から得たデータをもとに、予選に向けた最速セッティングへと仕上げていく。この練習走行の走行順、グループ分けは、事前に行われた抽選の結果によって決められる。

ガレージ 公式予選を午後に控え、ドライバーとエンジニアがセッティングの方向性を決定。メカニックがマシンを組み立て、各パーツの調整をする。チームによっては、ここで予選用のスペシャルエンジンをマシンに搭載することもある。

車検 公式予選に先だち、全てのマシンは各ガレージから車検場へと運ばれる。ここで、燃料のサンプルを取るなどして、規定違反がないか検査を受ける。また、IRLから装着を義務付けられた安全装置の確認も行われ、安全性の確保も意図されている。このチェックをパスすると、いよいよ予選タイムアタック。マシンはピットレーンに向かうこととなる。この車検に通らなければ、コース上を走行することはできない。

予選 車検をパスしたマシンは、抽選によって決まった走行順にピットレーンに並べられる。ここでドライバーはマシンに乗り込み、ピットクルーたちがセッティングの最終チェックを行う。さぁ、いよいよ予選開始。コースを1台ずつ走行し、2回与えられるタイムアタックのうち、速いタイムのほうが公式予選タイムとなる。1台ずつ行われることに加え、クラッシュがあれば、コース上の整備のために時間が費やされるので、順番によって天候の変化もあり、セッティングに及ぼす影響も大きい。

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